ピアノの調律は温度の変化が影響する？

いつだったか、たまたまブラウズしていて辿り着いた

ピアノの先生と思しき方のブログにこんなような事が書かれていました。

（しかもフォントサイズ大きめで）

「夏は温度が高いのでピッチは下がる」

「冬は温度が低いのでピッチは上がる」

間違いでは無いけど間違ってます。

きっとこのピアノの先生は

実際にデータを取って検証したりはしていないのでしょう。

耳年増というか、どこかで得た情報だけで

そういうものだと思い込んでいる節があるようです。

確かに温度が上がればピッチは下がり、温度が下がればピッチが上がる

というのは間違いではありませんが

実際のピアノはこのようになっていない事の方が多いです。

実際の現場では、半年前に調律したにも関わらず

むしろ夏場はピッチが上がりぎみのピアノが多く

冬季はピッチが下がっているピアノが大半です。

8centくらいは当たり前、酷いものは、20cent 、25cent前後上下します。

冬場は下調律してからでないと綺麗に仕上がらないくらいに

ピッチが下がっているピアノも少なくありません。

何故実際のピアノは「温度が上がると．．．」の通りにならないのでしょう？

これについてピアノ調律サイトのほうに記載しました。以下からどうぞ↓

ピアノ調律後のピッチ変動と湿度の関係

タグ：ピアノ調律 温度 ピッチ