中身はヤマハ [ピアノ調律]
エテルナ アップライトピアノ
10cent下げ調律 A=440Hz
室温21℃ 湿度60%
エテルナという天竜楽器のピアノ。
アクションはヤマハのものをそのまま使ってる。
前回整音作業を施しましたので
その後の微調整を引き続き行う。
半地下のような環境で、かつ吹き抜けの為
嫌な予感がして、ソフトペダルを踏んで戻してみたところ
写真のように、鍵盤は揃っていますが
ハンマーが2ヶ所、戻っていない。
いわゆる「ハンマースティック」の状態でした。
作業時はエアコンを使用していましたが、それでも湿度60%。
普段は70%程度との事ですので
スティックを起こしても不思議はありません。
ここ以外に、もう1ヶ所ハンマースティックを起こしていたので
計3ヶ所、センターピン交換となりました。
カイザー アップライトピアノ K35H
A=442Hz
室温24℃ 湿度40%
カイザーも、中身はまるまるヤマハです。
こちらは、エアコンが良く効いており(若干効きすぎてる感も)
1年経ってもピッチは安定してました。
定期調律の度に、こつこつ磨いていたら
かなり綺麗になってきました。
今回、フレンジコードがいくつか切れはじめていた為修理する事に。
ビクター アップライトピアノ
6cent上げ調律 A=440Hz
室温23℃ 湿度45%
ビクターはその名の通り、あのビクターです。
フレームやアクションに、しっかり「ビクターの犬」が居ます。
かつては、実に様々なところがピアノ業界に参入してました。
ビクターのピアノは、なかなか良い音色で
現在も大切に使っておられる方々が結構おられます。
このビクターのオーナーは、大人になってからピアノを初めました。
昨今、大人になってから楽器を習い始める方が目立って多い。
私も引退後は、毎日ピアノを弾いて過ごせるといいなと思う。
ビクターには、まだまだ頑張って頂かなければなりません。
タグ:ピアノ調律
2008-06-25 21:19
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