ベヒシュタインピアノの調律 [ピアノ調律]
BECHSTEIN(ベヒシュタイン)Mod.190
8cent上げ調律 A=442Hz
室温24℃ 湿度50%
比較的新しいベヒシュタインのMod.190は
まだ少々、調律が安定していない様子の為
下調律 + 本調律の2度上げコース。
ピアノのオーナーさんにお気付きの点を伺うと
次高音セクションに入りたての1音の鳴りが
ノイジーなのが気になるとの事。
調律をはじめる前に、少し試弾してみると
整音が少々アンバランスと感じるので
調律後に全体のバランスをとってあげたところ
よりベヒシュタインの持ち味が出てきたと同時に
次高音のノイズも大分解消された。
出きれば、このノイズをもう少し減らしたい感じだったので
以下のものを試す。
いつもお世話になっている Sさんのところで購入した
小さいけれど、頼りになるやつです。
ノイズの出ている箇所に施工してあげたところ
ほぼ満足な仕上がりとなりました。
オーナーさんにチェックをしていただいたところOKとの事。
ベヒシュタインは1853年にベルリンで創設の
いわゆる三大ピアノの中のひとつ。
このBECHSTEIN(ベヒシュタイン)Mod.190も
調律、調整前は、ん?という印象でしたが
もとが素晴らしいピアノなので
調律、調整後は、「ベヒシュタインピアノ以外の何者でもない」
最高の音色を出してくれました。
つくづく良いピアノです。