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コルグ消音ピアノユニットKS-320の取付@piapitさん [ピアノ調律]

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ピアノ修理工房 某ピアピットさんから連絡があり、訳あって人手不足につき消音ユニット取付けておくんなまし!との事で行ってきました。ピアピットさんに行くのもしばらくぶりですが、コルグの消音ピアノユニットを取付けるのもこれまた久しぶりでした。このところマジックスターばかり取付けていたので。

コルグの消音ピアノユニットは、元々はテクニクスがやっていたものをコルグが引き継いだ格好で、故に消音機構はまんまテクニクス時代の仕様です。それはそれで構わないのですが、音源がテクニクスからコルグに変更になっていて、これが何度聞いても私には今一つな音に聴こえ、最近はマジックスターに流れていた次第です...コルグの初期ユニットKS-15/32の音を聴いて「うーん、もう少し...」、KS-10/30では「これでは退化しとる...」という感想を抱いた方も少なからず居たようで...私もです。で、現行のKS-320を取付け「音色」をチェックしてみると、これまでの音源よりずいぶんマシになってました。アタックのしっかりした元気な音色で、ブリリアンスが3段階ではあるものの用意されているので、弾き手の好みで調整すればOKです。ブリリアンス調整はマジックスターにも採用してもらいたいところです。マジックスターの音色はコルグとは対照的にメローな音色で、これはこれで良いのですが、もう少しタイトにしたい時もあります。ブリリアンスに自由度があればPIANO01とPIANO02以外にわざわざ他のアコピの音色を用意しなくても済む話です。

鍵盤下のセンサーは、KS-10/30から採用の完全非接触タイプがKS-320でも採用されています。従来のアクチュエーターのタイプですと、アクチュエーターの支点付近から雑音が発生する事があったり、アクチュエーターと鍵盤下部の接点で雑音が出るケースがありましたので、非接触は歓迎です。ただ鍵盤裏にスペシャルシートを貼るというやり方、もう少しスマートな方法はないのかな...

 

センサーの位置決め中...

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現行のコルグは非接触式光センサーに

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消音バーの取付け中

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音源ボックス近影

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ピアピットさんの新しいスタッフはまだ小さい...

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この日は気温35度近くあってアツカッタ...

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象牙を漂白中でした

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アップライトピアノを縦にばっさり切ったものがありました。チューニングピンがどのようにセットされているのかが良く分かります

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そして,,,

 

気付けば家の猫が15歳になってました。

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頭のてっぺんが白いのは、2年前に受けた放射線治療の後遺症の様。もともとはこんなカッパみたいなデザインではなかったのですが、まぁ頭頂部が白いのも愛嬌があってこれはこれで良しということで...


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